2009年8月25日火曜日

maneo

友人に教えてもらったのですが
ソーシャルレンディング マネーオークション | maneo(マネオ) | HOME
サイトを読んで理解できた範囲では、審査と回収はmaneoがやって、その分の経費を得る、
リスクとリターンはmaneoではなく個人が負うようです。
そしてmaneoで投資したお金が返ってきません。 - あなたの疑問をみんなで解決 まぐまぐ!Q&Aを見ると、どうやら貸し手の資金全体をプールして、借り手全体へ貸すのではなく、貸し手と借り手が相対で貸すようです。
当然、プールする場合よりリスクは大きくなります。

そもそも、審査、回収のノウハウがあるなら、焦げ付きによる損の期待値が金利以下の借り手を集めてプールして貸しているはずで、
そのような人が貸せない借り手がmaneoにまわされるなら、プールすれば金利より貸し倒れの方が大きくて全体としてはマイナスになるでしょう。
ましてや審査、回収する人と焦げ付いて損する人が別人なら、貸し出しが甘くなるのはサブプライム問題を思い起こすまでも無く容易に想像できます。

ということで、貸し手全員を合計すれば損の方が大きいけれど、というか損のほうが大きいからこそ、プールしないのでしょう。
ここでポイントは、貸し倒れの損は大きく、金利による利益は小さいので、審査、回収のノウハウがある人が自分で貸さないような借り手も、決して焦げ付く確率そのものは高くはなく、焦げ付いたときの額が大きいから貸さないということです。
例えば、10人に10万円貸したら、9人は利子を付けて11万円返すけれど一人は返さないのでトータルでは100万貸して99万しか戻ってこないように。
この場合、プールすれば1万円の損ですが、プールしなければ10人の貸し手の中で9人は1万円の利子を貰える訳で、貸し手の多くは良いシステムだと思うわけです。
ブラックスワンに出会わない限り

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