2009年3月23日月曜日

商品ファンド

仕組債ではなく先物に投資する投資信託で、しかも1万円からドルコスト平均法で買えるものを探してみました。

ダイワ/"RICI(R)"コモディティ・ファンド
信託報酬及び監査報酬(税込)1.87 % ファンド自身が年率1.0815%、投資対象ファンドに関しても信託報酬が0.7925%
購入時手数料率:フィデリティ証券株式会社、UBS証券会社、株式会社SBI証券なら2.10%
先物でインデックス運用
http://www.daiwa-am.co.jp/funds/detail/detail_top.php?code=3102

プラザ・AS"ワールド・コモディティ" 『愛称 : ジム・ロジャーズが見た地球』
信託報酬及び監査報酬(税込)2.29 % 購入時手数料率:3.15%。楽天証券で1億円以上買えば1.05%

ここまでdoblogから救出。
ダイワ・コモディティインデックス・ファンド 『愛称 : ジム・ロジャーズ世界探検記』は商品先物を使いますが最低申込金額が5,000,000円です。
損保ジャパン-DBLCIコモディティ6
> ドイツ銀行グループ商品指数(円建て為替ヘッジなし)に概ね連動するように設計されたドイツ銀行本店より発行される債券に投資する。流動性が高いと考えられる商品先物で構成することで、商品市況の動きを反映する。
ってどっち?
(ダイワFW)コモディティセレクトは仕組債ではないかもしれないけど、ラップ口座専用なので無視。
日興・シュローダー・コモディティAコース 日興・シュローダー・コモディティBコース
> 主要投資対象は、世界のエネルギー、金属、農産物等コモディティの公社債。トップダウン・アプローチによる資産配分とボトムアップ・アプローチによる個別コモディティ分析の2つの観点から規律あるリスク管理のもと運用を行う。
「コモディティの公社債」というのが良く分かりませんが、インデックス運用ではないのですね。
シュローダー・コモディティ・ファンドも似たような感じです。

というわけでdoblogに書いたときの記憶と変化ないです。
これもdoblogに書いたように思いますが、仕組債に投資するということは信用リスクを負うわけで、単に指数連動するだけだと信用リスクに相当するリターンが得られずに損する気がします。商品先物を買う場合、証拠金は先物の想定元本より少なくてよいので(要するにレバレッジがかけられる)、残ったお金を普通は国債など無リスク資産に投じて金利を得るわけですが、そこで国債の代わりに仕組債発行会社の社債を買えば、大体、仕組債に投資するタイプと同じ信用リスクを負い、リターンは国債と社債の金利差分はプラス、先物のロールオーバー手数料がマイナス、先物の期近と期先の(金利分を除いた)スプレッドがプラスにもマイナスにもなる変動要因ですね。

2009年3月22日日曜日

銀行と証券の分離

決して後だしじゃんけんで「ほら、ちゃんと分離しないからこんな危機が起こったのだよ」としたり顔で言うつもりも、グラス・スティーガル法は絶対守るべきだとも、あるいはここをご覧頂いているM氏のお仕事を批判しようというわけではありませんが、
銀行:預金者からお金を借りて、企業などに貸し出す。貸出先のリスクは銀行が全部負い、その代わり、預金金利は貸出金利より低い
証券:株にしろ投信にしろ、値動きによる利益、損失は全部顧客のもの。証券会社の利益は手数料。
というわけで、同じ金融業でも、お金の性質が全然違います。

バブル崩壊により貸し出しで儲けられなくなったから証券業で儲けよう、ということかもしれませんが、投信を売るとなればそのための人材が必要ですし、人材が居ればその人件費を賄うために元々希望していなかった客にも売らなければならない、ということで結局、預金者が銀行へ持ってきた資金(=リスクをとりたくない資金)で如何にしてリスク資産を買わせるか、という話になり、金融商品取引法のようなややこしい法律が必要になったり、私自身もREITファンドの利回りが30%? おやじダンサーのひとりごとのコメントに書いたような事例を経験したりすることになります。

メガバンクはグループ内に証券会社を持っているのですから、リスクを取りたい資金はそちらに誘導して、それこそ銀行の普通預金と証券会社の取引口座をリンクさせるとか出来ないのでしょうか?住信SBIネット銀行のハイブリッド預金とSBI証券のように。あるいは逆に野村證券と野村信託銀行のように。
カブドットコムには東京三菱銀行カブドットコム支店というのがありますが、そんなに便利ではないですし、窓口取引を好む(というかネットが苦手な)顧客には向かないと思います。三菱UFJ証券と東京三菱UFJ銀行の間の資金の移動がもっと簡単になれば良いのですが…

2009年3月21日土曜日

何が投資家を分ける?

友人に聞かれて、良く分からないのであちこちのブログに書き散らしたこと。

投資で損した !! (;;)ノシ: 教える目的のコメントに書いたこと
昨日、友人(実業家ですが相場はやってない)に聞かれました。
友「あんた、株で大損して、それでも続けて、損を取り返したよね」
私「うん」
友「テレビでよく見る、株で損て『もう二度と株はやらない』という人たちとあんたと何処が違う?
いや別に儲ける秘訣を教えろ、ということではなくて。それは企業秘密だろうから。」

おかねのこねた : 豊かで、健康で、活動的な、人生のために: 週末の定点観測 : 日本のコメントに書いたこと

一昨年10月、春山さんの全面撤退宣言を見ておきながら実行できなかった私としては
正しい判断を知る(自分で下すにしろ、誰かの判断を耳にするにしても)
ことと
その判断に基づいて自分の資産を動かす
ことの間には天と地ほどの差があると感じます。
そもそも市場は売りと買いが釣り合って売買が成立するのですから、上がるにせよ下がるにせよ半数は(根拠が出鱈目でも)正しい、ということを考えれば、「天と地ほどの差」どころかその差こそが「運用の全て」ではないでしょうか?

運用なんて車の運転と違って誰でも出来ます。売るか買うかの判断を下すだけですから。
そして全くの素人の判断でも約半数は当たり、どんなに凄い投資家でも百回中百回とも当たるわけではありません。
では何が素人と凄腕投資家を分けるのか、あるいはそこまで大きくなくても、何が投資を続けられる人と投げ出す人を分けるのか、と考えると、なかなか奥が深いです。

2009年3月15日日曜日

温家宝总理会见中外记者并回答记者提问 2009.3.13


温家宝首相の記者会見で、ウォール・ストリートジャーナルのブラウン記者がすらすらと中国語で質問して、温家宝首相もどっかの国の首相とは違って難しいことでもきちんと答えています。

温家宝总理会见中外记者并回答记者提问 2009.3.13(1/14)から連番で見ることが出来ます。
画質は良いけれど英語の部分がカットされているのは(焦点访谈暂停播映)中央电视台 温家宝总理会见中外记者 (精华版) Part1から連番になっています。