証券投資信託の信託終了のお知らせ
うーん、結構持っているので困ります。
他から探すのも一手ですが、恐らく野村證券内で他の投信を買うと償還乗換えで買い付け手数料が無料になるので探してみると
追記:野村證券では
償還乗り換え優遇制度は廃止されましたので、他の投信を買うにも手数料がかかります。
アジア オープン野村アセットマネジメント運用、信託報酬年0.861%、ベンチマークはMSCI AC アジア フリー 除く日本、純資産10,026 百万円
JFアジア・成長株・ファンドJPモルガン・アセット・マネジメント運用、信託報酬年率0.8715%、ベンチマークはMSCIオール・カントリー・ファーイースト・インデックス(除く日本)、純資産9,770 百万円
ちなみに(ノムラAP21) アジアマーケットコースは純資産1,368 百万円、(ノムラAP21) アジアITコースは純資産1,536 百万円です。
アジアに限らなければ
STAM 新興国株式インデックス・オープン純資産3,869 百万円
年金積立インデックスF海外新興国株式純資産1,243 百万円
どちらも小さいです。後者なんてノムラAP21よりも小さいです。
ネット投資家に人気のあるSTAM グローバル株式インデックスでさえ純資産8,304 百万円ということで、上に挙げた野村證券扱いの古いアジアファンドより小さいです。
追記:年金積立インデックスF海外新興国株式は、確定拠出年金と同じマザーファンドに投資していますので、そのマザーファンドの資産が大きければ、個人が普通に買える方の年金積立インデックスF海外新興国株式の資産が少なくても繰上げ償還は心配しなくて良いでしょう。
じゃあ中国株アクティブファンドで住信 チャイナ・リサーチ・オープン 『愛称 : 孔明』だと純資産7,717 百万円でこれでも野村のより少ないです。
中国株投信が人気だそうですけれど、一体どのファンドが資金を集めているのでしょう?
と思って調べてみたら野村 新中国株投資純資産138,555 百万円。一桁以上違います。
売却時期に関しては
償還前に売却すると信託財産留保金がこのファンドの場合0.5%かかりますが、償還が決まるとファンドが現金化するので売却費用の分だけ基準価格が下がりますし、殆ど現金のファンドのために信託報酬を払うのも馬鹿らしいし。
去年までは、買取請求は譲渡益、解約や償還は配当として扱われて購入時手数料を控除できなかったので買い取り請求の方が良かったのですが、今年からはすべて譲渡益扱いで購入時手数料を控除できるから、償還まで持っていても税制上のデメリットはなさそうです。
http://www.nomura.co.jp/terms/japan/ko/k_tosinzei.html
償還まで持っていても償還乗り換え優遇制度が無いのでメリットは信託財産留保金0.5%だけ。
ならば下がりそうと思えばいつ売ってもいいですね。その判断が難しいですが。
次のファンドの候補ですが
香港ハンセン指数ファンド (三井住友)が設定されてまだ3ヶ月くらいですが、既に純資3,197 百万円で、AP21が償還されるのも仕方ないかもしれません。
三井住友銀行でインターネットで買うと購入手数料1%です。でも銀行で投信を買うと手続きが面倒なことが多いのですよね。その点は証券会社の方が良いのですが、このファンドは三井住友銀行以外だと購入手数料2%ですし。
MSCIエマージングのインデックスファンドだと香港やシンガポールが入らないのですよね…
香港市場上場株は既に沢山持っているので、これ以上ハンセン指数インデックスファンドは要りません。ということでA株ETFにしましょうかね。1309上海株式指数・上証50連動型上場投資信託はETNに投資するのでちょっと不気味、ということで1322上場インデックスファンド中国A株CSI300にしましょう。
アジアのほかの国はどうしようかな…
アセアンに関しては、JF アセアン成長株オープン、CAりそな アセアン・ファンド 『愛称 : メコン』、アセアン成長国株ファンドの3つがありますが、CAりそなはりそな銀行でしか買えず、アセアン成長国株ファンドは純資産638 百万円でいつ償還されるか不安ですので、実質JF アセアン成長株オープン一択ですね。手数料は高いですが、直接投資が難しいので仕方ないでしょう。
台湾だと、ダイワ 台湾株ファンド、
CA りそな台湾ファンド 『愛称 : ニュー・タイワン』、
(ノムラ・アジア)ノムラ・台湾・フォーカス、
三井住友・中国・台湾株式オープン 、
この中でCA りそなは純資産184 百万円だしりそな銀行でしか買えないから除外します。
三井住友・中国・台湾株式オープンのように台湾も含む中華圏に投資するものは、以前挙げたJFグレーター・チャイナ・オープン、JFグレーター・チャイナ・アクティブ・オープンがありますのでこの5つから検討しましょう。
この他にもJFチャイナ・ファンド(愛称:昇龍)も台湾に投資できると書かれていますが、比率はマネージャが決めることになっていて今はゼロです。JFグレーター・チャイナ・オープンはITバブルの頃に持っていて、台湾株がどんどん上がっているときには台湾株比率が低くて、バブルが崩壊して台湾IT企業株がどんどん下がっているときにどんどん買い込んで基準価格が下がった嫌な記憶があります。今グラフを見るとベンチマークと同じくらいしか下がっていないのですけどね。
販売会社は、ダイワ 台湾株ファンドは大和証券、(ノムラ・アジア)ノムラ・台湾・フォーカスとJFグレーター・チャイナ・オープンは野村證券、三井住友・中国・台湾株式オープンは東洋証券、JFグレーター・チャイナ・アクティブ・オープンはSBI証券など数箇所で買えます。
香港市場株はこんな手数料の高いファンドで買わなくても直接ETFを買えますので、台湾だけのファンド、となるとダイワ 台湾株ファンドか(ノムラ・アジア)ノムラ・台湾・フォーカスです。
ダイワ 台湾株ファンドは一回10万円以上だし口座にお金を置いてないし、となるとノムラ・台湾・フォーカスですが、これでもしもまた繰上げ償還されたら野村證券では二度と投信を買いません(怒)