2011年9月22日木曜日

月別集計

以前の月別騰落率の改訂版です。今回も、まず前後半年ずつの年間平均との差を計算して、全体的な上昇相場、下落相場の影響を消して、各月特有の騰落を見ます。
まずはアメリカ、日本、香港の指数を入手可能な範囲で。

どのグラフでも上がっているのは1月、4月、12月、どの国でも下がっているのは5月(Sell in May!)、8月、9月、10月です。
グラフ間の違いが、国の違いなのか期間の違いなのか分からないので一番短い香港に期間を合わせてみます。

どのグラフでも上がっているのは4月、12月、どの国でも下がっているのは8月、9月です。期間を揃えたので上がる月、下がる月が揃うかと思ったのですが、かえってばらけました。
ここまできたらついでに日本とアメリカの1974年より前も集計します。

アメリカ、日本の74年まで、75年から、そして香港の5枚共通で上がっているのは4月、12月、下がっているのは8月、9月と言うことになります。
Sell in Mayとは、5月に大きく下がるということではなく、上がるのは4月までということです。9月までは買っては駄目、10月になったらおそるおそる買い始めて11月末までに買い終わっておくのが良いです。

2 件のコメント:

  1. >10月になったらおそるおそる買い始め
    それが、時々おこる10月の暴落の悪影響を回避するコツだと思います。

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  2. 次の記事で整理して気づいたのですが、10月の下げは記憶に残る大きな下げですが、買い向かって報われる下げでもありますので、月初めにまとめて買ったりしない限り大丈夫です。
    数か月単位の投資で嫌なのは数か月続く「だら下がり」ですね。2007年の10月なんて、月内最安値で買っても駄目なわけで。次にそれを探してみます。

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