2011年9月27日火曜日

STAM新興国株式インデックス 対 eMAXIS新興国株式インデックス

どちらも購入手数料なし、信託報酬も安いインデックスファンドのシリーズで、1年くらい前は、eMAXISの方が運用開始まもないということもあり、コストが高めでした。
コスト、トラッキングエラー込みでどのようになっているか、比べてみました。
通常このような比較はスタート地点を揃えますが、今回は、最近の傾向と、その傾向がどれくらい長く続いているか見たいので、現時点を揃えてみました。

僅かですがSTAMの青い線が上に来ています。これは現在同じ資産額になるためには、以前STAMの方を高く買わなければならないということを意味し、つまりSTAMの方が成績が悪いです。
値動きの方が大きいので、eMAXISで割って比率を求め、1引いたグラフです。
STAMの方が高いとグラフは上になります。

このグラフも現在を基準にしていますので、今同じ資産額になるためには、以前STAMの方を余計に買っておく必要があったことを意味します。
eMAXISの運用開始当時は、おそらく買い付けコストのためでしょう、eMAXISよりSTAMの方が良かったのですが、今年に入ってからは、じわじわと単調にSTAMの方が下がっています。
年初来で約1.5%も違いますので、基準価格の変動から比べれば誤差の範囲内ですが、信託報酬なんかより遥かに大きいです。
相場が上がっているときも下がっているときもSTAMの方が下がっているので、単なる現金比率とかトラッキングエラーではなさそうです。何かコストが余計にかかることがあるのでしょうか?
比較のためのYahoo!ファイナンスへのリンクを作っておいたので、半年に一度くらいチェックした方が良さそうです。

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