おかねのこねた : 豊かで、健康で、活動的な、人生のために (春山昇華) : 週末の定点観測 : アメリカのコメントで春山さんが
> 保険に関しては、GEの前CEOの果たした悪行(=万が一のための資産であるリザーブを不要だといって利益計上して買収資金に使ってしまった)は、本当に業界を長期間苦しめていると思います。彼はその行為を自叙伝の中では「不必要な資産の有効活用」だと自慢していたと記憶しています。
> PS:オニギリ・マークは何ですか???
と仰っています。
私は、BlackSwanが現れる方に賭けて儲ける必要はないと思っています(勿論タレプがそうするのを否定するわけではありません。あくまで「私は」そこまでする必要はないと思っているだけで)
ただ、決して現れない方に賭けて、万一現れたら破滅するようなポジションは取るべきではないと思います。Far out of the moneyの売りのように、儲けは少ないですが勝率は極めて高く、それで儲けている人に危険性を分かってもらうのは非常に難しく、分かったときには破滅しています。
具体的には1999年にソフトバンク、光通信を買っていた人、2005年にライブドアなど日本の新興市場を買っていた人、2007年に中国株を買っていた人達ですね。
一人でやって一人で飛ぶのは勝手なのですが、Jack WelchのおかげでBlackSwanに備えたリザーブを確保していた他の経営者が無能扱いされて業界全体でBlackSwanへの備えがおろそかになったように、
馬鹿な買い方をする投資家も、自分の「素晴らしい」やり方を周囲に勧めまくるので見ていて困ります。まぁBlackSwan以前に退任したCEOと違って、そのような投資家はBlackSwanが現れたときに真っ先に飛びますので潔いとは言えます。
その点だけは、買い煽るだけで自分は買わない「他人にリスクをとらせることで稼ぐ」人よりはマシですが。
COLEさんお久し振りです。naonaoです。
返信削除ブログの復活…お疲れ様です…。
私の投資信託の購入に関する質問・エントリを読めるようにして頂きありがとうございます!
もっと早くお礼を申し上げた方が良かったんですけど。。。
さて、写真の黒い鳥に関して(既に調べてらっしゃるかもしれませんが)ですが、どうやらBlack Swanのようですね。
ただ、白鳥属の黒鳥という種であって、我々が白鳥と呼んでいる鳥の黒バージョンではない様です。
日本名:コクチョウ(英名:Black Swan!)
・我々が、いわゆる白鳥と呼んでいるのはオオハクチョウ
(http://ja.wikipedia.org/wiki/オオハクチョウ)
・コクチョウ
(http://ja.wikipedia.org/wiki/コクチョウ)
・こんな奴もいます!
(http://ja.wikipedia.org/wiki/クロエリハクチョウ)
平常時から稀な事象への変遷を見抜きたいです…
写真の鳥がコクチョウじゃないかも…。そうであればすみません。
タレブのBlackSwanが楽しみです!紺ガエルさんのブログにもありましたが、”Idiot Savants”をなんて翻訳されているのでしょうかね~♪
naonaoさん、お久しぶりです。
返信削除Black Swanの情報ありがとうございます。
あの写真の鳥がコクチョウなのか、白鳥の黒バージョンなのかは分かりませんが、「白鳥」(というと名前に`白'がつきますので「Swan」)の定義に「色が白い」が入っていれば、Swanの黒バージョンはもはやSwanではありませんので、Swanの黒バージョンは決して存在しないことになります。株式指数が決してマイナスにならないように。
「過去に黒いSwanを見たことが無い、という経験を頼りに黒いSwanは居ないと判断する」機能的論法の問題点がタレブの指摘したかったことでしょうか。
Idiot Savants、私は「理論バカ」と思いましたが、紺ガエルさんは「バカの壁」と仰っていますね。
http://ameblo.jp/993c4s/entry-10263458721.html
そうそう、私はこれまで、春山さんのブログに、ログインしてコメントをつけるために同じブログのアカウントを作っていましたが、livedoorはログインしても名前が固定されないので、このブログは引っ越さずここで書き続けます。
一応livedoorもアカウントを作ってブログを書いてはみたのですが。
http://blog.livedoor.jp/cole_trickle/
>「過去に黒いSwanを見たことが無い、という経験を頼りに黒いSwanは居ないと判断する」
返信削除稀な事象に賭けて投資する事って、実際かなり辛いですよね。。
ちょっとづつ身を骨を切り刻まれるんですから…。
そう考えるとタレブは凄いです。
でも「まぐれ」を読むと、彼自身も相当我慢して怒りを抑えているようですね!
livedoorにも作っておられましたか!
ではではお邪魔させていただきます。
昨日
返信削除> 経験を頼りに黒いSwanは居ないと判断する」機能的論法
と書きましたが、これは「帰納的論法」でした(汗)
稀な事象に賭けるのは難しいですが、稀な事象を無視することの危険は今回露呈しましたね。
逆にこれまで、基軸通貨の崩壊という稀な事象に賭けた人は負け続けてきました。